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Posted by TI-DA at
 

2019年10月05日

消しはんとブラウス

白いブラウスにシミがついてしまいました。
というかもらいサビ。
洗濯槽の中に何か金属片が入っていたのではないかと思うのですが...後の祭り。
染み抜きに出しても結局落ちませんでした。



捨てるのはもったいなかったので、ここで、かつて狂ったように作った消しはん(&買ったスタンプ)を久々に取り出した。



これがシミの状態。



手芸店や東急ハンズなどに行けば、布に押せるスタンプというのがあるのですよ。
それでこう、シミおよび他の部分とのバランスを見ながらポンポンポンと...



これでまた着れる。

まだスライドグラスの空きば...違くて、はんこ入れに余裕があるからまた作ってみたい。  


Posted by オバネヤ at 14:59Comments(0)その他手作り
 

2019年09月23日

台風ぐるぐるマーブルペーパー

お久しぶりです。
台風17号、思ったよりも荒ぶって去って行きましたね。
こういう時に皆さん何をしているのでしょうか?

私は、大抵なんか作ってます。
今回はマーブルペーパーが少なくなってきましたので作っていました。



墨汁でやる「墨流し」と、マーブリングキットでやる黒は同じ黒でも広がり方が少し違うことに気がついた。
コーヒーの湯気に見立てて絵を描いてあるのが墨流しの黒、その左下や右下にあるのがマーブリングキットの黒です。



マーブリングキットの黒はより全体が灰色になりやすいというか...粒子が細かい??



ちょっと気持ち悪いぐらいたくさんできました。
作りすぎだ。  


Posted by オバネヤ at 23:12Comments(0)手製本描いた絵
 

2019年06月24日

聖なる戦乙女のリアル




※今日マチ子「COCOON」の重要なネタバレが含まれます。ご注意ください。

私が小学生の頃、ひめゆり学徒隊の生存者が学級担任だった時がある。
よくその体験を話してくれ、それはとても貴重な体験だったと思う。
しかしその反面「自分はそんな立派な存在には絶対になれないからこんな悲惨な目には合わない」と思ってしまい、どうしても自分のこととしては考えられなかった。

それから平和学習ということで映画の「ひめゆりの塔」を見に行かされたが、内容よりも映画館をでた直後に道を走る霊柩車を見た米兵が叫んだことに対し、従姉が爆笑していたことの方をよく覚えている。(聞いてみたら「なんて日本のキャンピングカーは美しいんだ!一度寝てみたいね!」と翻訳してくれた)

そんな風に見聞きしてもリアリティを持てないままだった「ひめゆり」について描かれたこの2冊の本を、成人後にほぼ同じ時期に読んだ。
同じ証言が使われているところも多いと思われる2冊の本。だけどその描き方はだいぶ違っている。

絵本「ひめゆり」は体験者の方々が全面監修したというだけあり、詳細で画家の力量も高く正確に、だが美しく描かれている。
しかし、私に衝撃を与えたのは、それこそ女子中高生がノートのすみに落書きでもしているようなひょろひょろとしたファンシーな絵で描かれる「COCOON」の方だった。

それは、戦争を扱った作品に初めて、ダークサイドや混沌も伴った生身の少女が出てきたという場違いなまでのリアルさだった。

そこで初めて、それまでのひめゆりに対するモヤモヤの正体が見えてきたように思えた。

実際の女子挺身隊の類って、一般に言われているようにどこまでも健気で清らかで一途で勇敢な聖女隊などではなく、もっと無様でみっともなくて、そして不気味な集団だったはずではないか...?

少女というのは健気で清らかで一途で勇敢なものであると同時に、いい加減でずるくて意地悪で愚かで自惚れてて、それなのに泥水のような現実を飲まされていくどうしようもない存在なのだから。

そう思い、今度は同じモチーフだと思われるところを比べていった。
そこで気がついたことは、当事者にとって、これは忌まわしい体験なのと同時に大切な青春の思い出でもある、ということだった。

それは悲劇であるがゆえ、犯せない聖域になっている。

しかし、それでは平和な時代の生ぬるい平坦な焦りの中を生きる時代の少女にはちゃんと伝わらないことがあるのもまた事実なのだ。
いくら言葉で「あなたたちと同じ普通の女の子だった」と言っても、欠点と呼べるようなものが見当たらない女の子の群れを「普通」だとはとても思えない。

そして、そんな理想化された少女像ばかりが残ると、リアルストーリーであるがゆえに美化され、時に当人が意図していたことではない方向に利用されてしまうことがある。父親の意向によって大幅に編集されていた「アンネの日記」のように。

これは体験者が語るリアルの限界と、そして危険性だと思う。

体験者の高齢化が進み、今、どのように戦争の悲惨さを後の世代に伝えていくかという問題が出ている。
なるべく多くの記録を残すことももちろんだけど、当事者ではないからこそ描ける実相を掘り起こし普遍性を与えることで「昔に起こったかわいそうな物語」にしないこと。
それが新たに必要な作業だと思う。また、表現としても発掘すべき可能性が他にもあるのではないかと思った。まだまだ沖縄戦には(沖縄戦には限らないけど)まだ語り継がれていないこと、引き継がなくてはいけないことがある。

主人公のサンが、その少女らしい潔癖さで戦時中に憎悪した「男」という存在と程なくあっさりくっついたという、一瞬あぜんとするようなラストもこれまでの「ひめゆり」では描かれてこなかった事実の一つだ。

この世に生きる私たちはみな、そんな女たちの子孫なのだ。

  


Posted by オバネヤ at 09:04Comments(0)読んだ本
 

2019年02月03日

Macに水こぼした



正確には「白湯」(なお悪い)。

いや〜、焦りました。

慌てて終了し電源を抜き、水を拭き取りました。
だが対応虚しく水の一部はキーボードから本体の方へ…。
どうしたらいいのか今度はスマホで調べたところ、最低二日はそのまま乾燥させ、電源を入れ、運よくショートしなければバックアップを取れ、とのこと。
…………。

よかったー!!

ほら、Mac生きてます。だからこの文打ててます!

でも、職場のPCしか開けない生活を三日近くしたら、読書も整理整頓も作業も自分が思っている以上にはかどりまして、改めてネットにどれだけ時間を吸い取られているかに気づかされました。
周囲の同世代の人たちと見比べると私はSNS時間少な目だと思うのですが、それでも、です。

このブログや、ネットショップなど、創作活動にネットやSNSは大いに役立っているのも事実なのですが、反面どんな膨大な時間を無為に過ごしてたかに思い至り、少しゾッとしました。

週に一回はMacに電源を入れない日を作ることから始めてみることにしてみます。

デジタルとの付き合い方、まだまだ見直さないといけないですね。

ちなみに写真はずっと新調しないとと思いながら作っていなかったシュシュです。
あと直さないとと思いながらずっとやっていなかった服も直しましたよ。

  


Posted by オバネヤ at 11:14Comments(0)くだらないこと
 

2019年01月05日

ワックスペーパーの使い道、色々考えてみた

1月27日のワックスペーパー ワークショップに向けての試作時に何に使うの?という質問をいただき
色々...考えてみたのですよ。

まず、ラッピングペーパーとして使ってみましょう。
パレットでプレゼント用に買ったでーだかー石鹸を包みました。




ワックスペーパーは水を弾くのでのりでは留まりません。両面テープもダメでした。
それで封蝋を試してみたのですが、すごいバッチリ留まりました!
高級感も出ますし、お持ちの方は是非お試しください。
他は、封蝋ほどしっかりは留まりませんが、マスキングテープも使えます。



お次は撥水性を生かして生花を包みます。
ビニールとアルミホイルで包むよりもシックかつ自然な印象になり、おすすめ。
束ねるのはリボンよりラフィアの方が合うんじゃないかと思います。



もちろん以前のワークショップにやったように三角に切り取ってガーランドに。
特に窓際に飾ると透け感が綺麗ですよ。



最後に、折ってブックカバーに。小口が見えないのでわかりづらいのですが、右下のがそうです。
水を吸わない分、本を汚れから守るという点で実用性がアップしますし、ちょっと人前でタイトル見られるのは微妙だな...という本でもオシャレに見えますよ(笑)

こんな色々なことに役に立つワックスペーパー 、作ってみませんか?

お申し込みは下記まで。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   日 時  平成31年1月27日(日)  午後2時~4時
    場 所  クラフト館(KG商事) 那覇市首里赤田町1‐39
         http://www.kraft-kg.com/
   参加費   2,500円 (材料費含む)
   定 員   6名 (定員に達し次第締め切ります)
   申込み先  090-5084-6775(カナミネ) 

  


 

2019年01月01日

あけましておめでとうございます。


旧年中は大変おせわになりました。
本年もよろしくお願いします。

今年は切り絵にしましたが、あまり描かない動物と言うこともあり、きっている途中で「いのしし」がゲシュタルト崩壊してしまいまして、運転中の友人の運転を止めさせて確認する、と言うことをやらかしました...(申し訳ない)。

それにしてもプリントゴッコ、復活しないものでしょうか。
インクジェットだと何で作ってもどっかのっぺりと出力されてしまうのが不満です。  

 

2018年12月03日

次回ワークショップ試作 蜜蝋ワックスペーパー

師走最初の日曜日、クラフト館で次回のワークショップの試作をやってきました。

さて、毎回贅沢材料のクラフト館ですが...



使用するワックスは蜜蝋です!

蜜蝋はミツバチが作るナチュラル素材ですが、小売店で化粧品材料として売られているのを使うとものすごい高額になってしまう。
それが今までやらなかった理由です。

雑貨用グレードということですが、こういう一般に出回らないものを私には探すことは到底できない。
金嶺さんには本当に感謝です



作り方は以前書いたのと一緒(記事リンクはこちら)ですが、刻むときパラフィンよりも粘り気があったりと、ちょっとずつ感じが違いました。






厚手のレザック紙の加工後。透けているのがわかるでしょうか?


和紙のワックス加工は質感の変化が大きかったですね。
上が加工前、下が加工後です。

そして出来上がった紙からは甘い香りが…。

キラキラ  癒し系ワークショップになる予感... キラキラ 


次回ワークショップ 詳細

   日 時  平成31年1月27日(日)  午後2時~4時
    場 所  クラフト館(KG商事) 那覇市首里赤田町1‐39
         http://www.kraft-kg.com/
   参加費   2,500円 (材料費含む)
   定 員   5名 (定員に達し次第締め切ります)
   申込み先  090-5084-6775(カナミネ) 

どうやって使うの? という質問が出たのですが、当日のワークショップまでこのブログに色々試したものを載せていこうと思います。



とりあえずこちらの和紙はそのままランチョンマットに使うと可愛いのではないか? と思います。
蝋引きによりかなりしっかりしたし、水を弾くから汚れても拭き取ればまた使える。  


Posted by オバネヤ at 22:56Comments(0)その他手作り
 

2018年11月24日

製本ワークショップのアフターフォローイベントがしたいのだが

ワークショップの後、みんな作った本とかをどうやって使っているのかな? と思うことがある。
そのまま置いておいてそのまま時々手に取るのもいいけど、そのうち使おうと思いながら使いそびれると言うこととかないだろうか?

そう言うの、ちょっとさみしいかなと思ったりで。



作った人たちから有志で、例えば折本なら「御朱印帳」と用途を決めるラベルを貼って、那覇あたりの神社、仏閣をぐるっと回るツアーをする。



それからスケジュール帳なら手帳術の本など見つつライフアッププランなんかを作ってみるとか…。



一緒に映っているのはコボリジュンコさんの逆算手帳ムックです。
そのまま使うにはちょっとサイズが大きかったので縮小コピーを貼って使用してます


ワークショップみたいに受講料とってやるのではなく。

そう言うのってどうやって企画したり、人を募ればいいのだろう。
やりたい人はいるのかな?  


 

2018年11月15日

11月11日 しあわせ(紙合わせ)スケジュール帳 ワークショップのご報告



今回のワークショップは来年の手帳でした。
市販のスケジュールブックに紙をコラージュして貼っていきました。
選んでいる間、皆さん紙まみれになっていました。




チョイスする紙に個性が出ますね。



おまけでポチ袋も作りました。



これで来年の準備はバッチリ!!
(いやいや他にも色々あるだろう...)

ご参加された皆さん、ありがとうございました。
お宅でも、なんとなく持っているけど使っていない紙などをあつめておためしくださいね。
  


Posted by オバネヤ at 23:43Comments(0)手製本
 

2018年11月04日

リハビリ絵2 



使った画材はポスターカラー。
職場のイベントに使うことになりました。

しかし、前回に引き続き、絵を描くことが久しぶりすぎて出した画材の何色かが必ず固まって使えなくなっていると言うのが...なんとも....。
  


Posted by オバネヤ at 08:22Comments(0)描いた絵
 

2018年10月30日

紙合わせ(しあわせ)スケジュール帳2019’ ワークショップのお知らせ



今年も残り少なくなってまいりました。
今回のクラフト館ワークショップは来年のスケジュール帳です。



ウィークリータイプのスケジュールノートをアレンジしていきますので初心者の方でも気軽に挑戦できます。



まずコラージュのような感覚で紙を組み合わせていきカバー用紙を作ります。これははり合わせる前に並べてバランスを見ているところです。

スピン(栞紐)もあったほうが便利なので追加。




裏表紙。
これは表紙の波模様の部分から、新年に漕ぎ出すイメージで作ってみました。

私オバネヤが溜め込んだ様々な紙を再び放出いたしますので、ご自由にお選び下さい。

時間が余った方はポチ袋も作れます。
来年に向けて、今からワクワクの種を用意しておきませんか?


           リボン  詳   細  リボン


   日 時  平成30年11月11日(日)  午後2時~4時
    場 所  クラフト館(KG商事) 那覇市首里赤田町1‐39
         http://www.kraft-kg.com/
   講 師   オバネヤ
   参加費   2,500円 (材料費含む)
   定 員   6名 (定員に達し次第締め切ります)
   申込み先  090-5084-6775(カナミネ) 
  


 

2018年10月19日

「持たない暮らし」 下重暁子


古本市で買ったのですが、中を開けてみると読んだことありました…。

しかし、再読して新しい感想を持ちました。

こういうのが本来の意味での保守思想ではないか? と。

日本文化の繊細さやそれを培った豊かな自然についての考察。それがこの本の根本になってる。

それゆえに使い捨ての物質文明や、その時々の情報に簡単に流される民衆、そのような美学なき人々が連なることで生まれる恥ずかしい光景、傍若無人さ。無駄な公共工事による自然破壊など、それがどんな権威によるものだろうが対等かつ容赦無く批判する。

そのようなものは日本人の培ってきた伝統的な美意識とは真逆なことだ、と。

かといって、日本の昔はよかったいう無条件の礼賛でもなく、刺し子の用の美を解説すると同時に、それがどのような身分格差の中で生まれたか、中でも新生児用の手のこんだ着物は封建社会の農村で行われていた「間引き」に対する母親の抵抗だった...という壮絶な話も語られたりする。

この本はただの整理整頓の本ではない。
培ってきた伝統や風土をよく理解し、新しいものは吟味して必要なものだけを取り入れる。そうすれば自ずと余計なものはなくなる、という美学の本でした。


まぁ、それいうと書斎趣味を標榜してるこのブログ自体どうなの? ということになるのですがね。
でもこれも本。  
タグ :下重暁子


Posted by オバネヤ at 21:00Comments(0)読んだ本
 

2018年10月09日

リハビリ絵


台風で停電の時、描いたもの。
すごく久しぶり。
おかげでどこで手を止めたらいいのかわからなくなっていた...。  


Posted by オバネヤ at 17:30Comments(0)描いた絵
 

2018年10月07日

山下清というエッセイストがいた



そう、あの山下清画伯です。
エッセイも書いています。タイトルは「日本ぶらりぶらり」。絵と同様、一度見たら忘れられない文体で、とても面白い。
放浪から八幡学園に戻ってきた時に式場先生に書かされたものが中心です。もしかしたら画伯にとっては反省文みたいなものだったのでしょうか...?

しかし画伯は正直で、わかるふりをしたりごまかしたりしない。
ごまかさないというのは忖度もしないということ。
例えば露天風呂の絵で体が温まると催してしてる(←ここで私は忖度入れました)のも描いたら式場先生に直せと言われたとか、表紙のストリップの踊り子は「裸婦も描くようにしたらいい」と言われて描いたものだが、「商売のストリップより子供の裸踊りの方が面白そうなのになぜないのだろう」なんて書いている。
でも「法律で禁止されているのだろうか」とか、自分がインモラルなことに触れているのではないかと薄々わかってはいるようで...。

映画化にあたって「僕の身代わり」をやるという小林桂樹のことも描かれていましたよ。椿三十郎の押し入れ侍の人ですね。
だけど画伯本人が会って「僕に似ていたのでびっくりした」と書いていた俳優は加東大介。

そんなに似ていたのなら七郎次加東さんの「裸の大将放浪記」を見たかった! と思ってしまいました。

この後に書かれた「ヨーロッパぶらりぶらり」も、一本の比較文化論ルポとして読み応えがあるものに仕上がってますのでこれもオススメです。
写真がないのは「面白いよ!」と言って人にあげてしまったからです。今更後悔しています。

ただ林芙美子の「放浪記」は女のルンペンの話ではないということはだれか教えてあげて欲しかった...タラ~  


Posted by オバネヤ at 19:22Comments(0)読んだ本
 

2018年09月27日

「The Book」と書くと聖書と言う意味

今回は厳密に言うと「おみせの本棚」ではないのですが、その場所や店主の内面がよく現れているもの、と言う私なりの定義に合致した本棚を久しぶりに見つけたので取り上げます。

これが意外とないのよ...。

カトリック安里協会で開かれた、翁長雄志氏の四十九日に併せて行われた偲ぶ会に行って来ました。



教会で四十九日...



そう、これは宗教、宗派を問わない集まりでした。
そして私は以前から中に入ってみたかったと言う建築への興味が...。

許可をいただいた上でアップさせてもらってます。



「カトリック聖歌集」と言う字が読めます。
非クリスチャン向けの解説本なんかにはカトリックは儀式が重要でよく歌を歌ってるのはプロテスタントの方、とありますが、この教会の人たちはたくさん歌ってるみたいです。



そして、その多くにはお手製のカバーがかかっています。
決してひけらかしたりはしないけどとても大事にしているのが伝わる。
あと、バラバラなのに不思議と統一感と美しさがありますね。

私は全くの無宗教なのでお経も聖歌も歌えなかったのですが、細かいことは置いといて同じものがあるのだから共有しようね、と言う場を体験できたのは貴重でした。確かにああ言う排除される心配がない一体感と言うのは癒しになるのだろうな。

そして私は政治にも興味はないのですが、人が考えられる幅をなるべく多く担保してくれそうな環境にいたいし、そのためなら自分のスタンスから協力できることはしていきたいです。  続きを読む


Posted by オバネヤ at 20:44Comments(0)おみせの本棚
 

2018年09月06日

デジタルデトックスの模索 経過報告

7月27日付で「デジタルデトックス模索中」と言う記事を書いたあと、Evernote について質問を受けました。

反応をいただくことなど滅多になかったりするので、とても嬉しい。
調子に乗って続きを書きました。

家の外に出ないとWi-Fi に繋がらない情況から一ヶ月がたちましたが、家である程度仕込んで持って行く、という体制ができつつあります。
ここでもEvernote が役に立っています。
最近はふと思ってツイートしたいこともEvernoteに入れるようになりました。
そのままでは忘れてしまいがちな、ちょっとした思いつきをまとめておくのに向いているアプリだと思います。

家でネットに繋げられないと、家で本を読んだり整理整頓に当てる時間が増えましたが、困るのは、帰ってきてから「しまった!ネットで〇〇についても調べないといけなかったのに!」となった時。

手帳や紙に書いてもその紙の存在自体を忘れてしまったなんてこともあったり(←どれだけ記憶力悪いんだよ...)。

どうすれないいのかな〜、と思ってたら、いいのがありました。

「待受ロック画面メモ」
スマホの待受画面に文字を入力できるアプリです。
手帳にはやりたいことを書き出し、待ち受け画面には手帳の中から今日できることぐらいのことに小分けにして転載しておきます。

例えば旅行に行きたいなら外出時に
「〇〇の旅行代理店でチラシをもらう」
「航空券、宿泊サイト見る(→気になったものをever noteにクリップ)」
ぐらいで。

あとは家でゆっくり比較します。

そしてこれを「ロック画面に表示」にすると、スマホを開けるたびに見えるので流石に忘れません(笑)。

こんな風に買い物メモや、ビデオ屋で借りたい映画の名前を記載しておくのにも便利です。

お気に入りの歯ブラシがここでしか売っていないのよ!

これはでアプリデフォルトで入手できる壁紙ですが、自分の好きな壁紙にメモを打つこともできますよ。

今まで手帳にやりたいことや目標を書いても切羽詰まっていないとめんどくさくなって積み残すことがあったのですが、これだとこまめにプレッシャーをかけてくれます。
アナログ手帳と使い分けるのに便利だと思います。

--------------
Evernote
https://evernote.com/intl/jp
私の使い方は機能のほんの一部ですので詳しくはこちらを参考に
https://evernote.com/blog/jp/

待受ロック画面メモ(iphone用アプリ。APPストアからダウンロードできます)
https://app-liv.jp/1021980422/
  


Posted by オバネヤ at 12:00Comments(0)くだらないこと
 

2018年08月30日

おしゃれの意地 おしゃれの覚悟



今回は装いに全身全霊をかけて自分自身をアートにまで高めている人たちのことを紹介しようと思います。
どちらも表現者として、そして現代を生きる人としての示唆に溢れています。



まず、「Advanced Style」
ニューヨークに住む60代から100代(!)のおしゃれな女性をとったファッション写真集。

そこにはモテ〇〇とか愛され〇〇みたいな浅はかな媚なんか一切無い。(ただ、そんな時期はここにのってる人たちにもあったはず)
自分で自分の幸せと尊厳に責任を持って生きるそんな覚悟やいい意味での意地が、その人にしか似合わない膨大なストーリーを纏った「スタイル」になった。
そんなAdvanced =てっぺんまで上った、美人たちがたくさん見ることができて将来に希望が持てる写真集です。

そして、ファッションで平和や自由を訴える事もできる。
サプールは、アフリカのコンゴにいる洒落者の集団のこと。
コンゴって、植民地支配から解放された後は長い独裁政権、その後も長い内戦状態があって、今でも政治的には不安定な国。
でもそのどの時代にも、貧しい暮らしの中から高級スーツを購入し身につけ、ジャングルや未舗装の道を独特のステップで練り歩いてきた。
その一点のシミもない白いシャツもピカピカに磨いた靴も戦闘に参加しては保てないもの。
だからどんな社会状況になろうが、彼らは戦争には加わらない。

こうやって書くと「ただのチャラ男じゃん!」という人もいそうだけど、もしもそう思ったら想像してみて。
子どもを誘拐して兵士に仕立てるようなことまでやった状況で、どの勢力にも加わずこんな目立つ格好をして歩くのってどんなに危険か…。


大サプール、セブランさんのサインをいただきました。彼も悲しい目にあいながらもサプールであることを貫いた。

まさに命がけのおしゃれです。

一人一人がそういう風に自分と生活を磨くことを真剣に考えて日々を過ごすことに邁進すれば、人のものを奪おうとしたり足を引っ張ったりするという気はそう起きないのではないのかな。

私自身の服は「作品世界の邪魔にならないように」を心がけているのでいたって地味だと思いますが、ここまでの覚悟を決めて作品を作っているのか、そして、生活をきっちりと楽しんでいるのか、見ると喝を入れられるような気持ちになります。  


Posted by オバネヤ at 12:00Comments(0)読んだ本
 

2018年08月20日

8月19日ワークショップのご報告

今回は折本の回でした。



左綴じだと洋本(アコーディオン装)になり、右綴じだと和本(経本仕立て)になる、というところがもっとも盛り上がったところでした。



今回受講の方は遠方からいらっしゃいましたので、帰られてしまったのですが、この日は会場のクラフト館の前を赤田の伝統行事「ミルク様」が通りました。
城下町首里ならではのエキゾチックなお祭りです。




次回はネタが切れたので少し飛びますが、11月を予定しております。
「こんなのやりたい!」というものがありましたらメッセージか、コメントでお寄せください。
  


 

2018年08月14日

「Find it」にお仕事登録しました




5月に「えら部フェスタ」でブースがあって説明会にも行ったのですが、ずっと先延ばしにしていた登録、やっとしました。
こちら→「壊れた本を直します」をクリックするか、左側のリンクから行って見てみてください。

写真のような感じで載せたのですがしかし...修繕の写真ってなかなかいいの取れないですね(汗)

何かわかりづらいことなどがありましたらメッセージいただけたらありがたいです。  


 

2018年07月27日

デジタルデトックス模索中

多くの現代人にとって必需品になっているネットやSNSですが、ある種の怖さも感じます。

気軽にできる現実逃避というか、だらだら見続ける中毒性があるというか…。
あとそうやっていると、作る人間の端くれとして必要な、自分の内面との向き合いがいつの間にかぺらぺらに削られて行く感がして。

意志の強い方はきちんと時間を決めたりしてすることができるのでしょうけど、私は制作作業が行き詰まるとついつい逃避してしまったりで、気がつくとびっくりするほど時間が過ぎていたりしてました。

そんなわけで、強制的にデジタルと距離をおく方法を模索し始めたわけです。

まずやったのはSNSの類をスマホから抜くこと(LINEとMessenngerはリアル知り合いとの連絡手段として入れてあります)。
次にEvernoteを活用すること。

Evernoteについては今更紹介する必要もないぐらいのアプリだし、もっと上手に使いこなす人もいっぱいいるのでしょうが、やることや興味をスクラップブック感覚で一元化しておける、それだけでも私には便利です。


こんな感じで興味を分類。

スマホにも入れて、SNSを見る代わりに、時間が空いた時にちまちまブログの下書きを書いたり、参考にしたい本のページをスキャンしたものや読みたいwebページなどをクリップしておいたのを読んだり…。

自動同期されるので出来上がったものからこのブログへあげています。
少しこのブログへの記事が書きやすくなりましたよ。

それから一ヶ月ほど前に、家人が家のルーターをはずしてしまった。(←何度か教えたのだけど結局自分ではできなかったのに腹を立てたらしい)
モバイルルーターを買うことも考えたのですが、「外に行かないとネットに繋がらない環境」というのを試しています。

これは少し苦労しました。
私の住んでいるところはネカフェが県内の中では割と充実しているらしいのですが、この手の記事を書くのはフリーランスの人が多いせいか、閉店時間が早かったり、勤め人には使えない店が多かったです。
スタバは混んでて座れないこと多いし、かと言ってマ●ドナルドはうるさすぎて全く作業にならなかったし…。

そんな中、意外な穴場がありました。
職場で終業後、勤務部署ではなく公共のスペースに移動してやる。
ただし、食べもの禁止なので大抵空腹で終わりになる。
おかげで集中して作業する。
灯台下暗しでありましたよ。

そんな感じでちょうどいいネットとの付き合い方を模索中です。
現実逃避ではなく、現実をよくして行くために使いたいですね。

<参考リンク>
Evernote
https://evernote.com/intl/jp/

電源カフェ
https://dengen-cafe.com/archives/category/okinawa

  


Posted by オバネヤ at 20:41Comments(0)くだらないこと